2021年02月19日
「身振り手振りの英会話講座」も修了間近
年が明けて、あっという間に2月も半ばを過ぎてしまいましたが、
今年も百造工房をよろしくお願いします。
奄美市名瀬公民館の公民館だより「NCC-NEWS」に、百造工房代表・井上が講師を務める『身振り手振りの英会話講座』が紹介されていました。
公民館スタッフの皆様、素敵な紹介文ありがとうございます!
←クリックで拡大できます。
令和2年の『身振り手振りの英会話講座』は、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、開講時期も例年より遅れ、また奄美市の警戒レベル状況によって講座も数回中止になったりと、いろいろと波乱の年でしたが、残すところあと1ヵ月と少しになりました。
こんな状況下で参加してくださった受講生の皆様ありがとうございます。
3月の講座最終日まで、ぜひおつきあいください。
平成27年から開催してきた『身振り手振りの英会話講座』ですが、今年度でいったん終了になるようです。
代表・井上は来年度はちょっと毛色の違う(?)新しい講座の開設を予定しています。
詳細はまたこのブログでもお知らせしますね!
2020年12月01日
はたらくももぞう
奄美も少し寒くなってきました。
お久しぶりの百造工房です。
今日は、前回に続き百造工房の英語翻訳以外のお仕事をもうひとつ紹介しますね。
企業取材と記事執筆の仕事です。
ウェブ制作の会社から依頼を受けて、企業の取材とコーポレートサイトの記事作成を請け負っています。
中小企業の社長や社員の方々に代表・井上がオンラインでインタビューをし、取材をもとに人物紹介や会社の事業内容についての記事を書いています。
従業員motoがはたから見ていると、企業インタビューの仕事というのは、相手先の業種も実に多様なので、いろいろな方面に詳しくないと難しい仕事ではないかなと感じます。
取材先企業の規模も、商社や不動産・建築企業など、社員が何百人、関連会社も多数抱えているような大きなところもあれば、町の身近な車屋さんや自営スーパーもあり、という感じで、社長や社員さんのタイプも様々です。
代表・井上の本職の産業翻訳も、同じようにいろいろなジャンルへの幅広い知識が必要な仕事なので、そのあたりが共通しているのかも…?と従業員motoは思っています。
直接インタビューをするのは代表・井上で、従業員motoの仕事はインタビューの文字起こしと、井上の記事執筆のアシスタントをするくらいなのですが、それでも業種によってはいろいろと調べないと、とてもわからないことが多いです。
例えばプラスティックの樹脂の種類や製造方法のことなんて、私の生活とかけ離れすぎていて、普段想像することすらないですしね
でもそういう、自分には縁がない世界と思っていたお仕事の内側をちょっと覗けるのは、とても面白くもあります。
昔テレビで見ていた『はたらくおじさん』(※)みたいな感じです。
(※NHK教育テレビでやっていた、男の子と犬が気球に乗っていろいろな職場を訪ね働いている人に仕事を見せてもらう社会科番組。時代の移り変わりとともに『みんなのしごと』『はたらくひとたち』とタイトルが変わったそうなので、『はたらくおじさん』と言うと年齢がバレます)
普通なら一生縁のない業種のことを、その道の専門家に直接聞けるというのは、貴重で楽しい体験ですね。
あと奄美という離島にいながら、全国の企業にオンラインで取材ができるのが、最先端というか、便利な世の中になったなあと感じていましたが、今年になってからのこのコロナ禍で、わりとどこの会社もオンラインでのやりとりが普通になってきましたね。
コロナによって世界中が大きな打撃を受けていますけど、これがまたいろいろな進歩のきっかけにもなるのかと思います。
今日は、百造工房こんなお仕事も承ってます、という紹介でした。
あなたの会社にも、いつか百造工房が取材にうかがうかもしれません!(オンラインで)
2020年06月01日
「身振り手振りの英会話講座」
またまたお久しぶりです。百造工房従業員motoです。
今日は代表・井上の翻訳以外のお仕事のひとつを紹介します。
毎年、奄美市公民館ではさまざまな生涯学習講座が開催されていますが、
わが百造工房代表・井上も、その中の一つ、
『身振り手振りの英会話講座』の講師を務めています。
公民館のブログに講座の紹介動画が掲載されていましたので、ぜひご覧ください。
・令和2年度生涯学習講座の紹介 其の壱
受講生募集は先月締め切られましたが、今年は二次募集があってまだ受付しているようです。→詳細はコチラ
例年は6月に開講式があり、講座が始まるのですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため開講式が中止、講座は8月から開催されることになりました。
『身振り手振りの英会話講座』は、毎月第2、第4土曜日10-12時に開催の予定です。
私も以前、この講座の受講生だったのですが、受講生層は、若い方からご年配の方々まで幅広く、男女比も半々くらい。日ごろから熱心にラジオ英会話の勉強を続けているツワモノもいれば、私のように「中学・高校のときだって、ろくに英語の教科書触ってなかったし…」みたいなナマケモノまで、いろーんなタイプがいて、そして誰でも楽しめる和やかな講座でした
井上先生(講座のころの癖でいまでも職場のbossをこう呼んでいます・笑)の在米経験を踏まえた文化の違いなどの話から、いまどきの国際情勢、英語のわかりやすい解説、「会話の途中で困ったら、知ってる単語でこう言い換えれば通じる!」的なサバイバル英会話まで。
先生は、どんな質問にも「いい質問ですね」「面白い視点ですね」と拾って話を広げてくれるので、皆さんのびのびと、いつのまにか異文化や言語を学ぶ楽しさを知ることができると思います。
英語苦手だったから、いまさら英会話の講座なんてちょっと気後れしちゃう……って思っている方、絶対大丈夫ですよ。好奇心を刺激される、楽しい講座です。
この他、代表・井上は龍郷町の公民館講座でも、昨年に続いて『はじめての英会話』という講座を月1回担当しています。
公民館の生涯学習講座は、語学などの教養や、音楽、アート、ダンスなどなどたくさんの初心者向けのコースがあるので、気軽に新しい趣味を始められるし、受講料は一年分で1500円くらいなので、市民なら受けないと損ではないか!?と思うほどお得だと思います。
私も毎年、今年はどんな講座があるかなと楽しみにしています。
ぜひ一度、ゆるーく楽しくためになる、『身振り手振りの英会話講座』、参加してみてください。
2019年09月04日
通訳のお仕事
ちょっと更新に間が開いてしまいました。
百造工房雑用係のmotoです。
百造工房では普段、基本的に産業翻訳サービスを提供していますが、
外でのお仕事も時々発生します。
その一つで、
夏の間は毎週のように海外のクルーズ船が奄美に入港していますね。
代表・井上は入出港の手続きなど、クルーズ船と港湾関係者との間のやり取りをお手伝いもしています。
今日はオランダの客船が入っていました。
マースダムという船です。5万トンクラスの船ですが、大きい!大きすぎて上手く撮影できません。
船というよりホテルのようです。カナダ、アメリカ、スコットランド、オーストラリアなど、さまざまな国の方々を乗せて、横浜を出港して29日かけてオーストラリアまで航行する予定です。日本人の乗客も数人いらっしゃったようです。
島の物産品などの特設売店も出ていましたよ。
本当はスーツを着て仕事をしている代表・井上の姿を撮影したかったのですが
「写さなくていいですよ!」と本人に拒否されたので(笑
客船の姿をお楽しみください。
今日もちょっと曇っていて残念。
せっかく海外からはるばる奄美にいらしてくださる方々のために、
せめて入港の日は晴れてほしいですね(不慣れなスーツ姿は汗まみれです)。
2019年06月26日
翻訳料金
百造工房では英語翻訳サービスをご提供しています。
法人・個人問わずお気軽にご相談ください。
地元・奄美の方々からのご依頼も大歓迎です。
◆基本料金◆
◎日本語⇒英語 /日本語1文字につき 6円
◎英語⇒日本語 /英単語1ワードにつき 12円
◆ミニマムチャージ◆
◎(最低ご請求金額) 1000円
◆納期◆
ご相談に応じます。
奄美市名瀬末広町16-15
サトウビル2F 百造工房
代表 Representative
井上 真三基 (Masaki INOUE)
Phone:090-4983-9910
e-mail:masaki@momozo.onmicrosoft.com
2019年06月26日
工房あるある
こんにちは。百造工房・従業員motoです。
梅雨ですね。でも今日はとても良いお天気で暑すぎもせず気持ちがいい奄美です。
先日新聞の配達員さんに「ここは何を作られているんですか?」と聞かれました。
工房とついているので、何かの製作所だと思われている、百造工房あるあるです。
配達員さんは「でも作業場っぽくないから、パソコンのソフトとかを作ってるのかっち思ってた!」と言ってました。
私も百造工房で事務をするようになってから、「どこで働いているの?」と聞かれた場合、たいていの流れはこうです。
「末広町の百造工房ってところで事務員をしてます」
「ももぞうこうぼう?工房って、つむぎ系?それとも野茶坊焼きとか?」
「翻訳サービスの事務所です」と言うと
「ほんやく?はげー、こわい!なにそれ!」(なぜ?と思ったら「本厄」!)
「ちがうちがう、英語の翻訳」
ここでやっと、ふーん?と半分納得してくれますが、
うちの親などはいまだに私が「英語の塾」の事務員をしていると思っています。
英語関係のお仕事って、奄美だと「学校の先生」か「塾」しか思い浮かばないですもんね。
百造工房はおもに「産業翻訳」サービスなどをご提供していますよ。(もっと混乱)
あとは、代表・井上は海外から奄美に移住、帰国された方々の英語事務手続きのお手伝いなどもしています。
何かお困りのことがあれば、代表・井上にお気軽にご相談ください。
前回書いたように従業員motoとしては百造工房のお仕事は新しい世界を知ることができて大変に楽しいのですが、個人的にちょっと困ることがひとつ。
英語関係の事務所で働いていると言ったら、普通どう思われるでしょうか。
「じゃあ(あなたも)英語できるんだね!」
これですよ。
これ鉄板で言われるんですよ、ツライ……本当にツライ笑。
百造工房では 代表・井上が 翻訳サービスをご提供しています!
2019年04月17日
未知との遭遇
こんにちは。百造工房雑用係、従業員motoです。
だいぶ暖かくなって奄美はすでに半袖で過ごせる日もありますね。
今日は雑用係からみた百造工房のお仕事のことなどを少し書いてみます。
従業員motoは、以前代表・井上が講師をしていた奄美市生涯学習の英会話クラスの受講生だったのですが(なので、いまだに工房でも「井上先生」と呼んでいます。先生はちょっと嫌がっています笑)
その授業で最初に「産業翻訳の仕事をしています」と聞き、
奄美でそんな仕事してる方がいるんだ……?と驚くのと同時に
「でも産業翻訳ってなんぞや!?」と、思いましたね。
他の受講生もみんなそんな感じでした。
翻訳と聞いたら、私は海外映画やドラマの字幕、
あるいは海外の小説の日本語訳……くらいしか想像したことがありませんでした。
たいていの方はそうだと思います。
百造工房はおもにIT系や工業系の関連マニュアルなどの翻訳をしているのでした。
私たちの使っている日常の様々な工業製品なども海外製のもの、
日本のメーカーでも海外の工場で作られているもの、
逆に海外の企業のものを日本で作る場合もたくさんありますよね。
当然それらを作っている工場で働く方々も製品を使う方も、日本語を使う方々ばかりじゃないのですね。
考えてみたらそれらに関連するもの、私たちが普段、何気なく読んでいるネットのサイトや製品紹介やマニュアルなどにも、
実は日々たくさんの言葉が翻訳されたものが使われていて、それに助けられているんだなあと。
産業翻訳は、映画や小説の翻訳のように翻訳者の名前が出ないので、
私もこれまではあまり意識できなかったんですが、
私たちの生活にはより密着して役立っている翻訳なのではないかと思います。
(写真はお仕事中の代表・井上)
百造工房の仕事内容を見ていると、
とても大きな世界的企業のものから、島の身近な製品などの英語訳のお仕事などもあり、バラエティに富んでいます。
「えっ、こんな仕事もあるの?」と驚くようなものもあり。
代表・井上は従業員から見ると毎日ものすごい量の仕事をしているように見えるのですが、
それ以外に世界中の人とチームになってボランティア翻訳などもしていたり……。
従業員motoは中学校英語もおぼつかないので、
窓の外から口をあけてアメージング!な世界を覗いている感覚(事務処理のお手伝いしかしてません)なのですが、
毎日いままで知らなかった新しいことに遭遇できる面白い工房です。
まさに「百造工房(ももぞうこうぼう)は産業翻訳を 通して日本[あなた]と世界を繋いでいます」ですよ。
2019年03月15日
奄美市名瀬街歩き2
先日の記事でお伝えした『奄美市名瀬街歩き』、奄美市AiAiひろばの正面エントランス横に大きな地図もできていました。
百造工房が参加した英訳も併記されています。
この地図、上に鳥がとまっていますよ……。
初夏になるときれいな鳴き声が聞けるクッカルですね!
アカショウビンという和名より我々島人はクッカルのほうがしっくりきますが
英語だと何というんでしょう。
代表・井上に聞いてみます。
「インターネットで検索すると ruddy kingfisher という名前で紹介されています。観光関係で固有種の話は翻訳屋にとって悩ましいものです。アカショウビンやルリカケスをまったく知らない人にとってはただの「珍しい鳥」なので、正確な英語名を伝えるべきか、便宜的に「赤い渡り鳥」だか「鹿児島の県鳥」的に紹介するか。。。たとえば、キノボリトカゲは定訳がないようで基本的にインターネットでは学術名 (Diploderma polygonatum または Japalura polygonata) が表記されていますが、爬虫類の研究者は別として観光客にとってほとんど意味をなさないので、Ryukyu japalure lizard (琉球の japalure 科のトカゲ) や Okinawa tree lizard (沖縄の木トカゲ) としてお茶を濁すことも少なくありません。別の切り口で考えると、Pentalagus furnessi という名前は私たちにとって未知の生命体ですが、Amami Black Rabit と言われれば、なるほどと思います (Wikipedia の中国語版では「琉球兔」とされていました。間違いではないのかもしれませんが、そのまま使うと問題になりそうです)」
と、いうことです。
クッカルは ruddy kingfisher!なんだかかっこいい。
たしかに固有種などを訳すのは大変そうですね。でも逆に面白そうでもあります。
アマミノクロウサギといえば、これも代表・井上に以前教えてもらったんですけど、
「奄美の黒兎」じゃなくて「奄美 野黒兎」なんですね。
私は島の人間なのにそのとき初めて知りました……。
『奄美市名瀬街歩き』のリーフレットは日本語・英語版以外にも、韓国語・中国語(簡体)・中国語(繁体)の五種類があるようです。グローバル!
島にも海外からの留学生の方々も増えましたし、これからももっといろいろな言語のバージョンが増えるといいですね。
百造工房が参加した英訳も併記されています。
この地図、上に鳥がとまっていますよ……。
初夏になるときれいな鳴き声が聞けるクッカルですね!
アカショウビンという和名より我々島人はクッカルのほうがしっくりきますが
英語だと何というんでしょう。
代表・井上に聞いてみます。
「インターネットで検索すると ruddy kingfisher という名前で紹介されています。観光関係で固有種の話は翻訳屋にとって悩ましいものです。アカショウビンやルリカケスをまったく知らない人にとってはただの「珍しい鳥」なので、正確な英語名を伝えるべきか、便宜的に「赤い渡り鳥」だか「鹿児島の県鳥」的に紹介するか。。。たとえば、キノボリトカゲは定訳がないようで基本的にインターネットでは学術名 (Diploderma polygonatum または Japalura polygonata) が表記されていますが、爬虫類の研究者は別として観光客にとってほとんど意味をなさないので、Ryukyu japalure lizard (琉球の japalure 科のトカゲ) や Okinawa tree lizard (沖縄の木トカゲ) としてお茶を濁すことも少なくありません。別の切り口で考えると、Pentalagus furnessi という名前は私たちにとって未知の生命体ですが、Amami Black Rabit と言われれば、なるほどと思います (Wikipedia の中国語版では「琉球兔」とされていました。間違いではないのかもしれませんが、そのまま使うと問題になりそうです)」
と、いうことです。
クッカルは ruddy kingfisher!なんだかかっこいい。
たしかに固有種などを訳すのは大変そうですね。でも逆に面白そうでもあります。
アマミノクロウサギといえば、これも代表・井上に以前教えてもらったんですけど、
「奄美の黒兎」じゃなくて「奄美 野黒兎」なんですね。
私は島の人間なのにそのとき初めて知りました……。
『奄美市名瀬街歩き』のリーフレットは日本語・英語版以外にも、韓国語・中国語(簡体)・中国語(繁体)の五種類があるようです。グローバル!
島にも海外からの留学生の方々も増えましたし、これからももっといろいろな言語のバージョンが増えるといいですね。
2019年01月29日
新しい看板
新しい年明けに百造工房の窓の看板も新しくなりました。
少々はがれかけていた以前の看板を一新してぴかぴかの『百造工房』の文字が!
せっかくの新看板写真、曇り空なのが残念ですが……奄美大島は年間降雨量が日本で一番多く、日照時間が一番短いらしいですよ。意外ですね。
前記事から、昨年末に入った新従業員(雑用係)のmotoがブログ更新を担当しています。
まだ入ったばかりで右往左往中ですが、新入りから見た産業翻訳の世界や、百造工房の日常などものんびりお送り出来たらと思います。
少々はがれかけていた以前の看板を一新してぴかぴかの『百造工房』の文字が!
せっかくの新看板写真、曇り空なのが残念ですが……奄美大島は年間降雨量が日本で一番多く、日照時間が一番短いらしいですよ。意外ですね。
前記事から、昨年末に入った新従業員(雑用係)のmotoがブログ更新を担当しています。
まだ入ったばかりで右往左往中ですが、新入りから見た産業翻訳の世界や、百造工房の日常などものんびりお送り出来たらと思います。
2019年01月16日
「奄美市名瀬街歩き」多言語版 (英中韓)
「奄美市名瀬街歩き」リーフレットの英訳作業に参加しました。
名瀬の街の観光スポット、施設などが可愛いイラスト入り地図と一緒に案内されています。
持ち歩きやすいサイズで便利ですよ。
奄美市各公共施設などに置いてありますので
ぜひお手に取ってみてください。詳細は奄美市役所 紬観光課まで。